- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1946年10月18日
(昭和21年)
- 会議名
- 定例部長会議 1946年10月18日
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- 議事録
- 定例部長会議〔思想・村芝居〕
十月十八日(金)午前九時
出 席 志喜屋知事、島袋官房長、当山、糸数、玉城、安谷屋、比嘉秀、護得久、當銘、仲村、平田、山城、松岡、大宜見、比嘉永、賀根村(司法部)の諸部長。
(糸数部長公用のため中途退場)
協議事項
松岡部長
如何なる資材をも証明書なきものは抑へることになって居る。
志喜屋知事
知念の海岸側部落は丸太電柱で建築してあるが調査して早く軍政府に報告して置く必要があると思ふが、松岡部長でよろしく取計はれたい。
吉田氏の感想に青年層、ハイスクールの学生等の思想を語って居る点、即ち日本を思慕する念等の如し。
仲村部長
軍政府への指令に基き住民及船舶移動許可の件につき。
印刷(謄写版)にて配布。
全部長
異議なし。
護得久部長
村芝居勃興につきての実例を話し師匠報酬の取締りの件。師匠は八〇〇〇円の報酬を貰ったとのことであるが。
志喜屋知事
昨日の議会で仲宗根議員が六月に総務・警察両部から各市町村長に発した公文を取消せとのことであったが、其よりも却而言論の自由を軍政府に願ったら如何。
當山部長
軍政府への請願。
放送局復興の件。
軍の映画払下げの件。
仲村部長
議会への提案議題につきては連繋部にも相談されたい。
山城部長
軍が労務者を雇ふ時の手続の件。
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