- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1946年09月23日
(昭和21年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1946年9月23日
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- 議事録
- 軍民連絡会議〔帰還者・気象台〕
九月二十三日(月)午後二時
出 席 志喜屋知事、又吉部長、島袋官房長、比嘉秀部長。
軍政府 レートン中佐。
諮詢事項
軍政府
羽地村長に軍政府から注意の手紙を持たしたが、委託された中尉が帰国した為め其手紙は届かなかった。
志喜屋知事
羽地村長は去る土曜日に来て居た。助役に注意すべく伝へた。今後も此の助役に注意を要す。
軍政府
不断注意して置く様にせよ。
志喜屋知事
一昨日船からキャステルキャンプへ帰還者輸送の時、トラックに行違があって不覚を取りました。
軍政府
那覇人がキャンプに未だ四、五百人も残って居るが。
又吉部長
具志川村長を呼んでテントを固く建てさせます。
中城村熱田の北方を使用させて貰いたい。
軍政府
久場崎の北側は金曜日に回答す。
志喜屋知事
来る水曜日、島尻・中頭の町村長を集めて帰還者の受入れにつき懇切丁寧にやる様申渡す。
軍政府
良い考へである。キャステルは事務はよくやって居る。而し賃銀に対し各人に不平がある。
又吉部長
調査してよい様に取計ひます。
軍政府
帰還者の日用品(煙草、石鹸等)がないが此の(支給する)方法はないものか。
◎当面の問題は帰還者受入れであるから努力せよ。
久場崎・キャステロの電話を架設す。栄野比と民政府も架設す。
志喜屋知事
◎沖縄の気象台を復興して貰いたい。
軍政府
飛行場と海軍は有って居るが住民との連絡は調査して見る。
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