戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1946年07月26日 
(昭和21年)
会議名
軍民連絡会議 1946年7月26日 目録詳細 画像を見る
議事録
軍民連絡会議〔帰還者・通信・郵便〕
  七月二十六日(金)午後二時
  出 席 志喜屋知事、又吉部長。
  軍政府 レートン少佐。
諮詢事項
 軍政府
  十日や二週間内に日本から帰還す。
  受入れの準備は出来て居るや。
  テントは二、三日中に出来る。
  鍋の用意は民政府で準備せよ。
 又吉部長
  大体出来て居る。
 軍政府
  湯茶を沸す道具はある。
  バケツもある(四升~六升入のもの)。
  燃料も要るだらう。
  クレーグ大佐が帰へって来たら相談して見る。
  十日程の予定であったが三、四日程で帰へるかも知れない。
  食堂を五つ程作らなければならない。
  一船で九〇〇人乃至一、〇〇〇人。
 志喜屋知事
  入れられる程久場崎にしたい。
 軍政府
  約三〇、〇〇〇人は那覇及其付近の人でせう。
 志喜屋知事
  杉田氏(水産部)を釈放して貰いたい。
 軍政府
  M・Pをやって調査させる。
 志喜屋知事
  台湾人が八重山に入り込んで来るが、入れない方法はないでせうか。沖縄人を将来入れたい。
  大東行の船は何時出帆するかウイルソン中佐に御伝へを乞ふ。
  海外への通信が出来得る様御願ひしたい。主として米国と日本に。
  郵便切手の印刷を願ったが直接会って願ってもよいでせうか。
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