戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1946年07月12日 
(昭和21年)
会議名
軍民連絡会議 1946年7月12日 目録詳細 画像を見る
議事録
軍民連絡会議〔住民移動・郵便切手〕

  七月十二日(金)午後二時
  出 席 志喜屋知事。
  軍政府 ラブリー少佐外一名
諮詢事項
 軍政府
  P・Wで沖縄人を妻にした者は残すや否や。
 志喜屋知事
  部長会議で日本に帰へすことになった。
 軍政府
  文書にして提出されたい。
 志喜屋知事
  伊江島の住民が慶良間及久志に居るが今帰仁方面に移動させて貰いたい。
  キャステルキャンプに居る人々を早く各故郷に帰へして生産に従事させて貰いたい。
 又吉部長
  日本に帰へる人々をキャステルキャンプに送りたい。
 志喜屋知事
 ◎日本に居る沖縄の学生が学資等に困って居ると思ふが其事情を知る方法はないでせうか。
 ◎郵便切手印刷の件。
 ◎日本との通信を早く開始して貰いたい。

  七月十三日(土)
旅館開設に関し疑義・質問の結果報告
    横田石川市長及商務部石川局長
 軍政府との交渉結果内容次の通り。
  軍政府の回答
   一、既設建物で開業する時は知事限りの許可でよい。
   一、既設建物の増改築する時、金二〇〇円以下及板材二、〇〇〇平方呎以下で増改築出来る時は知事限りの許可でよい。之以上使用する場合は軍政本部工務部の許可を要す。
   一、今回の石川の新光ホテルは既設建物として知事の許可でよい。
          以上  一九四六年七月十三日
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