- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1946年06月27日
(昭和21年)
- 会議名
- 軍民連絡会議 1946年6月27日
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- 議事録
- 軍民連絡会議〔農民救済・久場崎移管〕
六月二十七日(木)午後一時
出 席 志喜屋知事。
軍政府 ワトキンス少佐、ローレンス少佐。
諮詢事項
軍政府
農民救済につき軍政府で協議した結果具体的案を作成して提出する様に。
此の農民救済が如何なる故によい案であるかを明かにすること。緊急措置がよい方法である。
例せば陸軍が占領して居る土地を還へす可能性がある。其土地の排水、耕作等のこと。灌漑・水路等。此の計画は一ケ月、一ケ月分を計画して提出すること。
七月一日は近くなったが、七月分は如何なるか。
志喜屋知事
農務の方では七月からでもなし得る仕事があると云って居る。
軍政府
其計画は何日程要するか。
志喜屋知事
一週間程かゝる。
各部落で其れぞれの仕事をさせたい。
志喜屋知事
文化部で七月四日の準備もやって居る。
軍政府
此の土曜日に久場崎は海軍から軍政府に渡す。其所を守るため三十名の警官が要る。
◎土曜日憲兵司令官に質くこと。
警察・総務両部で使用して居るヂープの報告を作って金曜日まで提出すること。
◎食堂は特別配給があるか。
志喜屋知事
家庭で配給を受けて居るが糸数商務部長の了解を得て買って食べて居る。
軍政府
松岡部長は車の管理者である。松岡部長が管理の権限を有たない車があったら之もリストを作ること。
仲村部長にオバスカに通ずる道路の北側は司令官の通路になって居るから子供達が遊ばない様に注意し、人が通行する時は左側通行をせしむ。
ワトキンス少佐の後任はラブリー少佐である。
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