戦後初期会議録

組織名
沖縄民政府
開催日
1946年06月14日 
(昭和21年)
会議名
軍民連絡会議 1946年6月14日 目録詳細 画像を見る
議事録
軍民連絡会議〔労務・機構〕

  六月十四日(金)午後二時
  出 席 志喜屋知事、又吉部長。
  軍政府 ローレンス少佐。
諮詢事項
 軍政府
  護得久部長の金庫二〇個は出来る。
  知念の倉庫に多くの電燈の装置があるが、電燈の不足を来して居るが、あれだけ必要か否かを村長に質すこと。
  那覇の労務員の出張員が六日程無届で休んで居るが如何したか。
 志喜屋知事
  労務出張員三人では少ないが給料は少くてもよいが増員を願ひます。
 軍政府
  増員してよい。
  糸満総務の五月分の人員は何人か。
  六月には一人の総務と二人の書記を置く様にしたが、目下の所減じて居ないが如何したか。
 又吉部長
  地区隊長が知念も総務書記二名を置いて食糧、労務を調べよと云はれたと。
 軍政府
  行き違ひだらう。
  地方総務は置いた方がよい。
 又吉部長
  糸満総務の話によると置いた方がよいと。
 軍政府
  村長と同じ地位に置いての総務を置いたら如何。
 又吉部長
  それでよい。現在は石川、コザ、糸満。
 軍政府
  地方総務の予算は総務で編成す。
 又吉部長
  知念総務は辞めたが移動事務のため嘱託としてやって居る。
 軍政府
  斯る仕事は村長で出来ないか。
  食糧は元通りにやる様努力す。出来るだけ早くやる。
 志喜屋知事
  次の報告をなす。
  糸満の魚闇取引の件。
 軍政府
  署員にも知って居るものが居る。
 志喜屋知事
  真和志にも倉庫があるが米兵はC・Pが其所に行くのを好まない様である。
  石川の馬の件につき顛末を報告す。
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