- 組織名
- 沖縄民政府
- 開催日
- 1946年06月07日
(昭和21年)
- 会議名
- 部長会議 1946年6月7日
目録詳細 画像を見る
- 議事録
- 部長会議〔貯金・生産物価〕
六月七日(金)午前九時
出 席 志喜屋知事、山城、平田、糸数(代理糸数)、當銘、玉城、比嘉、又吉、大宜見、安谷屋、當山、前門、宮城(警察部)、松岡の諸部長。
協議事項
志喜屋知事
経済小委員会を中止して知事とローレンス少佐と直接協議したら如何とワトキンス少佐は話して居たが。
比嘉部長
知事が会って協議して未解決の件は保留されたらよいでせう。
島袋官房長
先島調査員派遣の件。
志喜屋知事
人員超過の時は知事に一任されたい。
商務の方で先島行の食糧十五日分は準備されたい。
志喜屋知事
予算につきて。
各部人員を限定したら如何。
護得久部長
増員の部もあるから一応落付いてからしたら如何?
比嘉部長
農民救済につき後廻し。
志喜屋知事
来週火曜日には沖縄議会。
M・Pが配給制度検察中。
喜舎場のコンセットの件(疑問、松岡部長へ)。
ヂープにつきては陸海軍意見不一致。
糸満の倉庫盗難の件。
石川市衛生課の消毒済の多いこと。
俸給者に強制貯金をせしめたら如何。
護得久部長
通貨の数ケ月を見て貯金したい。
それよりも所得税を課したら如何。
俸給高よりも却而事業資金の方が大きい。
俸給高は六〇〇万円である。
住民の所持金は一、九〇〇万円である。
比嘉部長
現在の生産物価は廉価であるから之を高くする必要がある。
之は通貨と生産との率を考ふべきである。
島袋官房長
官制の件
比嘉部長
将来の増産に関する方針決定の件。
護得久部長
各部長が係将校に会ふ前に一応長官の了解を得たい。
大宜見部長
入院患者食糧の件。
本島全部の入院患者は七〇〇人乃至八〇〇人程居る。
上へ戻る