戦後初期会議録

組織名
宮古群島議会
開催日
1951年03月15日 
(昭和26年)
会議名
第3回宮古群島議会(定例会)[1]
議事録
第三回宮古群島議会(定例会)会議録

第三回宮古群島議会(定例会)会議録
一九五一年三月十五日午前十時左記議案に付宮古群島議会(定例会)を宮古群島政府に招集する。
    記
議案第十四号 特別職の職員及議会議員給与に関する条例について 別紙の通り
議案第十五号 宮古群島政府廨庁設置条例改正について 別紙の通り
議案第十六号 宮古群島財産管理条例について 別紙の通り
議案第十七号 宮古群島政府手数料徴収条例について 別紙の通り
議案第十八号 宮古群島政府慈善病院使用料徴収条例について 別紙の通り
議案第十九号 宮古群島政府巡回診療薬価徴収条例について 別紙の通り
議案第二十号 公有水面使用料徴収条例について 別紙の通り
議案第二十一号 宮古群島政府特殊機械使用料徴収条例について 別紙の通り
議案第二十二号 砂糖蔵置場条例について 別紙の通り
議案第二十三号 小型船舶職員試験条例について 別紙の通り
議案第二十四号 度量衡器の製作修復又は販売免許に関する条例について 別紙の通り
議案第二十五号 度量衡器検査に関する条例について 別紙の通り
議案第二十六号 税賦課徴収条例改正について 別紙の通り
議案第二十七号 工事請負条例について 別紙の通り
議案第二十八号 一九五〇年度宮古群島政府一般会計歳入歳出追加更正予算について 別紙の通り
議案第二十九号 一九五〇年度宮古群島政府特別会計復興事業局歳入歳出追加更正予算について 別紙の通り
議案第三十号 一九五〇年度宮古群島政府特別会計直営農場歳入歳出更正予算について 別紙の通り
議案第三十一号 一九五一年度宮古群島政府一般会計歳入歳出予算について 別紙の通り
議案第三十二号 一九五一年度宮古群島政府特別会計復興事業局歳入歳出予算について 別紙の通り
議案第三十三号 一九五一年度宮古群島政府特別会計直営農場歳入歳出予算について 別紙の通り
議案第三十四号 一九五一年度宮古群島政府特別会計公益質屋歳入歳出予算について 別紙の通り
議案第三十五号 一九四九年度宮古民政府一般会計歳入歳出決算認定について 別紙の通り
議案第三十六号 一九四九年度宮古民政府特別会計事業部歳入歳出決算認定について 別紙の通り
議案第三十七号 一九四九年度宮古民政府特別会計公益質屋歳入歳出決算認定について 別紙の通り
議案第三十八号 一九四九年度宮古民政府特別会計直営農場歳入歳出決算認定について 別紙の通り
議案第三十九号 一九四九年度宮古民政府特別会計モータープール歳入歳出決算認定について 別紙の通り
議案第四十号 宮古群島政府一時借入金について
    理 由
 一九五一年度宮古群島政府一般会計予算内の支出をするため、左記方法により一時借入を致したいので議決を得たく提案する。
 一九五一年三月十五日提出
 宮古群島知事  西原 雅一
    記
一 借入金額  三百万円以内
一 借入先   琉球銀行本店
一 利息の定率 日歩 一銭五厘
一 借入期日  一九五一年度中
一 償還期日  一九五二年三月三十一日但し、財政の都合により繰上償還することができる。

宮古群島議会(定例会)追加議案議案第四十一号 群島財産使用について
    理 由
 当政府に於て群島政府復興事業局製材用地並に倉庫及事務所建設の目的を以て別紙表示の群島財産(桟橋埋立地)を使用致したいので、群島組織法第百三十四条の規定により議会の同意を求める。
 一九五一年三月十五日提出
 宮古群島知事  西原 雅一
議案第四十二号 宮古群島政府旅費支給条例について
    理 由
 群島組織法第三十七条の規定に基づき、宮古群島政府旅費支給条例を別紙の通り制定致したいので提案する。
 一九五一年三月十五日提出
 宮古群島知事  西原 雅一
議案第四十三号 食糧対策資金として一時運用について
    理 由
 非常食糧対策資金として一九五一年度一般歳入金又は一時借入金より左記に依り必要に応じ一時運用せしめ度いので議会の同意を求める。
 一九五一年三月十五日提出
 宮古群島知事  西原 雅一
    記
一 運用金額の限度 五十万円以内
一 運用期限    一九五二年三月三十一日以内
一 運用の方法   宮古農業連合会として取扱わしめる。
議案第四十四号 理髪営業取締条例について
    理 由
 群島組織法第三十七条の規定に基づき、理髪営業取締条例を別紙の通り制定致し度いので提案する。
 一九五一年三月二十五日提出
 宮古群島知事  西原 雅一

宮古群島議会(定例会)諮問案
諮問案第一号 営業税の廃止について
    理 由
 本税は法人税並所得税と重複する嫌いがあり、尚一部の業態のみ課税の対照(ママ)となる為課税の不均衡を来たし、納税思想にも悪影響を及ばしており、本税に対しては、沖縄、桑江キャンプ税係官ジャクソン氏が重複課税の点を指摘し同法の廃止を勧告した事例もあり之を廃止せんとする。
 依って議会の意見を徴します。

 午前十時五十分開議
◎議長(玉城玄教君) これより会議を開きます。
 書記をして出欠議員並政府参与の報告を為さしめる。
 議員、出席者は左の通り
     議 長 玉城 玄教君
     副議長 嵩原 惠典君
  平良 金一君 福里 芳夫君
  渡久山知照君 下地 敏之君
  池城 朝清君 福嶺 紀仁君
  砂川 玄仁君
出 席
   知 事  西原 雅一君
   副知事  東風平惠令君
   官房長  砂川 眞美君
  財政部長  島田 文雄君
  文教部長  垣花 惠昌君
  厚生部長  宮國 泰誠君
  経済部長  眞喜屋惠義君
  工務部長  高良 憲松君
  法務部長  久貝 良順君
 警察本部長  砂川 武俊君
   出納長  喜納 朝祥君
 直営農場長  大城 喜助君
  事業局長  小禄 良雄君
 公安委員長  垣花 實令君
◎議長(玉城玄教君) 会議録の署名人二人を定めねばなりませんが如何致しますか。
○渡久山知照君 議長指名にお願い致します。
◎議長(玉城玄教君) 御異議はありませんか。
  (「賛成」と呼ぶ者あり)
 其れでは、二番議員福里芳夫君と七番議員池城朝清君にお願い致します。
○議長(玉城玄教君) 知事の御挨拶があります。
◎知事(西原雅一君) 本日茲に第三回宮古群島議会を招集するに当り所懐の一端を申し述べる機会を得ました事は本職の最も光栄とする所であります。
 昨年十二月十五日従来の軍政府を廃し琉球諸島合衆国民政府が設置され、マッカーサー元帥が民政長官としての責任と権限を引継がれ、更に一九五二年を期して琉球は自力による経済の確立を要求され、自立経済への一大方針が決定されました事は近く設置される中央政府の樹立と共に新生琉球の飛躍発展が予想せられ、まことに慶びに絶えない次第でありまして米国政府の御善政に対し衷心から感謝の意を捧げると共に、この歴史的痛快事に際し誠心誠意職責を全うし、本群島将来の礎石たるべく決意を新たにするものであります。
 過般沖縄に於て四群島知事会議が開催されましたが、中央政府の樹立により琉球の政治態勢(体制カ)を確立する為その実現の速かなる事を願う事に意見の一致を見たのであります。
 政治的自立は経済的自立が根本であり、中央政府設立に関する指令と共に自立経済樹立に対する指示が発表された所以もここにあると思うのであります。即ち現在吾々に課せられた政治の指標は民主主義政治の確立と自立経済の確立による民生の安定であると考えて居ります。
 政府と致しましては、この指標達成の為、全智全能を注ぎ郡民福祉招来の為挺身的努力を捧げこれが運営に当る覚悟であります。
 私就任以来当政府各部の概要を申し述べ各位の御指導と御援助をあおぐ次第であります。
 先づ第一に、総務部主管事務について御説明致します。群島組織法に基づき本庁職員は一〇〇名の定員でありますが、現在本庁職員は七五名、廨庁二〇五名、農林省関係其の他の臨時職員六九名、警察六一名、小中高校職員四六九名で、本庁職員は定員に対しまだ余裕があるわけでありますが、政府と致しましては、最少人員による最大活動を目標に出来るだけ布令第七号の賃金ベースに近づけて俸給生活者の不遇を緩和する考えであります。尚廨庁臨時職員の定員につきましては、この前の議会で各位の御協賛を得ました通りでありますが、更に去る二月一日民政官府よりも正式な認可がありましたので、先の議会で各位の議決を得ました定員内に於て仕事をせしめているわけであります。
 昨年十二月一日を期して国際連合の指示による国勢調査が実施されましたが、各市町村調査員の御助力により良好な成績をあげ、琉球民政官府への報告書は、四群島の中で一番早く提出致し、その点お賞めの言葉を戴いているのでありまして、島民各位の御協力に対し感謝申し上げる次第であります。
 統計調査は有ゆる政策樹立の基礎になりますので、本群島に於ては統計事務取扱規程を制定し、統計事務の合理化をはかる考えであります。
 次に労務関係について申し上げると、群島の総人口七四、六一二人でその内男三五、六一一人、女三九、〇〇一人で之を就業者と失業者に分けますと就業者七、三二二人(ママ)に対し、失業者一三九人と云う統計上宮古の失業者は極く少数でありますが、之は宮古の大部分が農業であり、然もその農業が家族的農業経営である為に表面上失業者がないのであって、実際職業と労働力とのバランスがとれているとはいえないのでありまして、今後復旧工事の施行、ガリオア資金による各種産業施設の創設拡充により労務者の保護調整が出来ていると思いますが、更に工場労働力の必要ある時に備えて労務調査を充分になすと共に移民政策の実施による群島人口の緩和をはかる等労務者保護に努力する所存であります。
 企業免許事務所の内容につきましては、法令により一律に二〇〇円の手数料が徴収されておりますが、同法施行のねらいは、企業の統計資料をとる事と復興の阻害並に公序良俗を乱す様な企業に対しある程度の統制を加える点にあると考えられますので、遊戯場、闘鶏場については公安上及び生産の増強に群島民一致して邁進している現状等からして或る程度の制限をするつもりであります。
 市町村行政の運営につきましては、従来の大幅な監督制度から市町村の自給(自治カ)を尊重し、助長行政に重点を置いて、地方自治の伸長を計りたいと思っております。この点に副うて現行市町村法制には幾多改正すべき箇所も認められ、四知事会議に於ても慎重に検討が加えられ、改正方民政官府へ陳情してあります。
 第二に財政部主管について申し上げます。
 自立財政への進展は政府に課せられた重要問題でありまして、政府としましては、住民の負担力に応ずる税制を確立し、併せて適正なる税外収入の増加を図り、自立財政への基礎を固めていく方針であります。此度の当政府予算編成については、新聞でも御承知の通り、琉球チームに於て軍、民政府が一体となって復興途上の有ゆる仕事に邁進している事がわかる。各群島とも宮古のように仕事はやってほしいというお賞めの言葉を戴き深く感謝している次第でありますが、これもポーター大佐殿並にピンセント財務官の挺身的な御努力と御指導の賜でありまして、深甚なる感謝の意を表する次第であります。
 今度の予算編成の特徴としまして、軍の援助は群島政府予算とにらみ合せてあたえられる。即ち軍の補助金に即応するだけの民負担予算がなければならないという点であります。米国政府の趣旨があたえられる能力のある者にのみあたえるという事にある訳で当政府としては、この点慎重に考えて予算の編成をしたのであります。
 来年度予算の内容について簡単に申し上げますと歳入歳出それぞれ二〇、六八六、〇一四円也
 税収入一六、四〇二、一〇一円也 税外収入四、二八三、九一三円也 民政官府補助金が六九、四七二、一三六円也となっておりますが細部につきましては、何れ予算案審議の時に御説明申し上げます。
 税制の改革については中央政府の設立により、近く中央地方を通ずる税制の確立が予想されますので十分研究の上成案の出来次第各位の御審議をお願いする所存であります。
 第三に経済部主管について申し上げます。
 経済自立体制を確立すべく要請されている今は我々は戦前並に戦後の群島に於ける経済の実状に深く思いを致し、産業経済の基本的施設の拡充強化による自給度の向上と輸出産業の振興並にドル資金の獲得を増大せしめてゆく以外に経済の自立を計る方策はないと考えている次第であります。
 然して実施の裏付と公共施設の整備、財政の確立、技術の向上、経営の合理化及資材、資金調達、或は人口問題等幾多解決を要する問題が山積して居りまして資源の貧弱なる本群島に於ける経済の自立は非常なる困難を伴うものと思いますので、経済自立書を作成し、夫々専門的立場より経済委員会の御審議をわずらはしている次第であります。
 経済自立計画書は沖縄の各方面から非常にお賞めの言葉を戴き意を強くしている次第であります。
 経済政策につきましては、経済自立計画案に詳細説明申し上げておりますので省略致す事に致します。
 第四に工務部について申し上げます。
 復興費の消化は群島政府に与えられた大きな仕事であり、新政府誕生と共に三、四期の復興費が一時支払中止になり、将来を憂慮されたのでありますが、ポーター大佐殿の御尽力に依り解除を見ましたので、現在工務部に於ては、これが執行に日夜努力している次第でありまして、今年度に於ける建築復旧費二一、四九六、〇〇〇円余で建築工事は全部入札済であります。土木工事も三月末迄には入札終了し工事に着手する事が出来ますので今年度復旧費の消化は十分可能であります。これで小学校舎も一応完備致しますし、更に来年度に於て中学校校舎も設備される予定になっておりますので、教育施設は殆ど復旧するものと考えております。
 第五に文教部関係を申し上げます。
 学校教育の目的とする所は、人間の尊厳性に根ざし人格の完成を期す新教育を普及徹底し、民主社会を建設する人間を養成する事に外ならないのでありますが、その為には、校舎その他の設備を充たし、教員の質を向上せしめる事が急務である事は論を俟たない事であります。四知事会議に於ても教員資質向上の為琉大に教員養成機関の設置、日琉教育者の視察交換等協議がなされ、日遠からずしてこれが実施も出来る事と思います。個人の尊厳を重んじ学問の自由尊重、教育の普及徹底等を図る為、教育基本法並学校教育法同施行規則が制定されておりますが、去る二月十二日より十七日にわたる軍の情報教育会議に於て全琉を通ずる統合教育法規の作成を要望され目下各群島に於て軍の提案致しました法を中心に之が成案を研究中であります。教育委員会制度も民政官府提案の統合教育法規中に含まれておりますが、群島組織法に抵触するところもありますので、成案に就いても目下研究中で、成案の出来次第各位の御審議を御願いする心算であります。社会教育は社会の民主化を図り生活を改善し一般教養を高める上から又学校教育を押し進める点からしても軽視出来ない重要な仕事であります。
 社会教育課に於ては図書館、巡回映画等を通じ、一般民衆の社会指導に当っているのでありますが、近く民政官府の御芳情により、教育情報会館が設立される事になって居りますので、益々本業務は活溌化していくものと考えて居ります。
 第六に申し上げるのは厚生部でありますが、厚生部は従来の公衆衛生部に新たに厚生課を編入しております。戦後猖獗を極めましたマラリアも今年度新患者発生数一六五人、マラリアによる死亡二人という極く少数になっておりますが、之が完全撲滅までには不断の努力が必要でありまして、市町村に防遏員を常置し、本島内からマラリアを完全に撲滅する事に努力致しております。公衆衛生の面に於ては一般疾病治療施設として、慈善病院があり、各市町村分院を置いてカード階級(ママ)の治療に従事せしめており、特殊疾病治療施設として南静園、結核療養所があり、これは全額負担となっており、南静園は患者四百名を収容し得る設備が備えられております。医業に関する布令が近く実施の運びとなっており、之に伴って二五〇名収容可能の綜合病院が設立される事になっておりますので、各医師の希望も調査致しこれが運営に遺憾のない様努力する所存であります。社会福祉としましては、普通救護と臨時非常救護に分ち、普通救護はララ物資給与、救護金の支給を実施しており、又現在救護者が七四一名おりますが、これが査定に対しては社会保護委員を通じ公正に実施せしめ、これが自立出来得る様物心両面の対策に充分意を払っている次第であります。公益質屋も庶政(民カ)金融機関として本島庶民金融界に活を与えておりますが、更に運転資金を増加し、これが目的達成に遺憾のない様努力するつもりであります。
 第七に法務部について申し上げます。
 法務部は群島組織法によって政府機構の一部として設置されましたが、創立以来、民政官府令の分類編集に力を注ぎ、今後の実務に支障のないようにしておりまして、部の活動は今後愈完備されてゆくものと信じております。
 次に廨庁について申し上げますと、直営農場、事業局、皆その事業は順調に進歩し繰入金も予算通り可能であります。
 最後に公安委員会について申し上げます。警察部は今回の群島組織法の規定により公安委員会により運営されますので、その内容についても漸次変更されていく事と思いますが、警察行政の民主化が論議されている今日、既に公安委員会も発達致しましたので益々実社会に即した民主警察の運営が明されると思います。以上政府行政の大要について御説明申し上げましたが本群島の政治経済其の他全般の問題に渉り、日夜御指導御尽力下さる宮古民政官府長ポーター大佐殿並諸官の御高恩に対し各位と共に衷心より感謝を捧げるものであります。
 今期議会は、政府一年度の計を図る重要な議会でありますので慎重御審議の上御協賛下さらん事を御願いして御挨拶にかえます。
◎議長(玉城玄教君) 議案を配付して議案を朗読して下さい。
  (書記長(伊川長壯君)議案を朗読す。)
○議長(玉城玄教君) これで休会しまして午後一時三十分より会議を開きます。(午後零時五分)
○議長(玉城玄教君) これより会議を開きます。(午後一時四十六分)
 引続き提出議案を朗読します。
◎議長(玉城玄教君) 議案朗読しまして説明して貰い度いと思います。
◎財政部長(島田文雄君) 議案第二十八号及議案第三十一号に対し説明す。別紙の通り(予算書参照)
◎事業局長(小禄良雄君) 議案第二十九号及議案第三十二号に対し説明す。別紙の通り(予算書参照)
◎直営農場長(大城喜助君) 議案第三十号及議案第三十三号に対し説明す。別紙の通り(予算書参照)
◎公益質屋主事(砂川玄勝君) 議案第三十四号に対し説明す。別紙の通り(予算書参照)
◎議長(玉城玄教君) これで提出した議案の朗読説明は終了して議事日程についてお諮り致します。明日は、こちらに集まって事務報告を聴取し、例に依り群島政府に関係ある官衙(廨庁)を視察したらと思いますがどうでせうか。
◎渡久山知照君 色々町村議会で小中学校についても合併問題が出て居り、実際に合併してよいのかどうかを検討する意味に於て、私としては、其の現在のままの状況を目のあたりに見たいと思います。其れで廨庁や官庁の見学は必要だと思います。
○議長(玉城玄教君) 一寸休会します。(午後三時二十七分)
◎議長(玉城玄教君) これより会議を開きます。(午後三時三十分)
 本日これで散会しまして明日十時より当局の事務報告を聴取します。爾後の日程は明日になってから決定します。(午後三時三十六分)
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