三槽式便所をすすめる歌~鉤虫症の予防

厚生局の衛生課/公害衛生研究所/琉球検疫所「予防に関する書類」から、農村に寄生者が多かった鉤虫(こうちゅう)の予防に関する文書を紹介します。

『寄生虫に関する書類』(R00081735B)には、寄生虫予防に関する文書が綴られていますが、なかでも農作に人糞を利用することで感染する鉤虫の予防が重視されています。

厚生局公衆衛生課は、1963年、鉤虫予防のためのパンフレット「鉤虫症と三槽式便所」を作成しました。

これによると、鉤虫寄生者は、最も多い部落で93%にのぼり、沖縄全域で少なくとも20万人と推定されています。鉤虫卵は、「野外もしくは屋内の便溜に屎尿を長い間溜めて置く」ことでかなり死滅するため、三槽式便所の普及が進められました。

パンフレットには、「衛生的な 便所とは  三槽式で 密閉式♪」ではじまる「三槽式便所をすすめる歌」が掲載されています。

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